はじめてのスマホ撮影デジカメ顔負け。スマホで自然にボカす写真を撮る3つのポイント
2019.12.16 18:00
なんといらないと回答した人が34%で、それ以外の人はデジカメの必要性を感じている結果になりました。
スマホで手軽に撮影できる機会が増えたことで、いい写真を撮りたい欲が増えているのかもしれないですね。
そこで今回は、
知ってる人からすると当たり前だけど、知らない人からするとへー!な簡単テクニックを紹介。
写真は、背景がボケてるとプロっぽく見える!
背景がボケてると、プロの写真ぽく見えると思った人は、少なくないはず。
プロが使っているレンズ交換ができるカメラがあれば、レンズを交換するだけで背景だけでなく手前をぼかすことも可能です。
背景がボケる仕組みは、被写界深度。
写真の焦点が合っているように見える被写体側の距離の範囲のこと。
写真用レンズにおいては、ある一つの設定で厳密な意味でピントが合っている場所は、一つの平面上にしかないが、一定の許容量を認めることでその前後にも十分にはっきりと像を結んでいるといえる範囲がある。その範囲のことを被写界深度と呼んでいる。
って結局どういうこと?
簡単にいうと被写界深度は、ピントの合う範囲のこと。
プロが使うカメラでは被写界深度を、カメラの設定やレンズの種類などで調整することができます。だからボカすことも、ボカさないことも自由自在なんです。
じゃあスマホでボケている写真撮るのにはどうすればいいの?
ポートレート機能を使う
iPhoneのポートレートモード※を使えば、擬似的にぼかした写真を撮影することができます。
※iPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone X、iPhone 8 Plus、iPhone 7 Plusで使えます。
どんな構図やどんな写真でもポートレートモードを使えばボケた写真が撮れます。
しかしどんな写真でもボケるので少し不自然な感じを受ける写真が撮れる場合があります。逆に素人写真みたいになってしまうことも。
では次に自然にボケた写真を撮る方法を紹介します。
スマホで自然にボカす写真を撮るために気をつける3つのポイント
1.被写体が複数ある場合、ピントを合わせたい被写体(※手前のボトル)とボカしたい被写体(※奥の観葉植物)の距離を広めに開ける
ピントの合う範囲を調整できないスマホで重要なのことは、ピントの合う範囲を広くとってあげること。ピントを合わせたい被写体とボカしたいエリア(背景)が近ければ近いほど、全体にピントが合ってしまい、背景がボケなくなってしまうので注意です。
2.ディスプレイをクリックする
スマホのカメラ機能を立ち上げてピントを合わせたい被写体をタップすると、タップしたエリアにある被写体と同じくらいカメラから離れている被写体にピントがあってくれます。(スマホの機種によって機能はかわります。)
3.できれば晴天で陽の光が強い時間にとる
スマホはシャッタースピードを自動で計算しているので、全体的に強い光が入っていると、シャッタースピードが短くなってピントの合う範囲が自動的に狭くなり、よりボカしやすくなります。
この三点を意識しながら撮影すれば、プロのカメラで撮ったような自然にボケた写真を撮影することができます。
それでも、写真をいっぱい撮っているとデジカメが欲しくなりますよね。

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