はじめてのスマホ撮影プロの仕上がり! 誰にでもできる運動会のスマホ撮影テクニック
2019.10.15 12:00
2人に1人が「撮影に自信なし」
アンケートでも、思い出に残したいものを「写真や動画で残したい、けどうまく撮れない」というジレンマを感じている人は54%にものぼりました。人物撮影が得意という人はたったの8%。特に動いている瞬間を撮るのは難しいですよね。
そこで今回は誰にでもできる「運動会でのスマホ撮影テク」をご紹介します。
本格的なカメラを持っていない人や、カメラを当日忘れてしまったといったトラブル時にも活用できる、ちょっとしたテクニックです。
ポイント1:レンズをキレイにする
超基本的ですが意外と忘れがち。レンズが指紋や皮脂で汚れてしまうと、ぼやけの原因になってしまいます。
またティッシュやハンカチで拭いてしまうと繊維が荒いため、レンズを傷つけてしまうことも。専用の布製クリーナーやメガネ拭き等でお掃除するようにしましょう。
ポイント2:解像度を最高に
カメラアプリによって設定できないものもありますが、解像度は最高に設定を。解像度が低いとせっかく撮っても、子供の顔がぼやけた写りになってしまうこともがあります。
※iPhoneの標準カメラアプリでは変更できません。
ポイント3:デジタルズームNG
いい撮影場所を確保するのが難しい運動会。離れた場所からの撮影も多くなるのでズームしたくなる気持ちはわかりますが、キレイに撮れないので極力使わないのが正解。
スマホのズームは画像全体の一部を拡大して表示しているので、プリントすると、かなり画質が荒くなってしまいます。
ズームは使わず、できるだけ被写体の近づいて撮るのを心がけて。
ポイント4:連写機能でシャッターチャンスを逃さない
動き回っているお子さんを撮るには連写機能を使うのがおススメ。連続で撮ることでシャッターチャンスの撮り逃しを防げますし、どんなに撮影慣れをしていない人でもベストショットが1枚は撮れているはず!
また、動く被写体の撮影にはシャッタースピードを調整しておくとより思い通りの撮影ができます。
臨場感を出したいときは、シャッタースピード1/60秒~1/125秒を目安に。背景が流れ、スピード感が感じられる写真になります。
逆に被写体をピタッと止めて撮影したいときは、1/500秒より高速のシャッタースピードに設定しましょう。
※純正カメラアプリでは自動的に調整がかかってしまいマニュアル設定できないものもあります。iPhoneなら「Manual」(有料)、「ヤメラ(マニュアルカメラ)」(無料)、Androidなら「Camera FV-5」(有料)などのカメラアプリがオススメです。
ポイント5:コーナーを狙う
徒競走などではコーナーを曲がり切ったところの延長上で待ち構えて撮影してみましょう。走ってくる被写体をスマホで追わず、しゃがんでアングルを固定。コーナーに入ってきたら連写します。
固定させることでブレにくくなり、低い位置から撮ると躍動感が出ます。
撮影場所は、事前に運動会のプログラムと校庭のマップなどを確認し、決めておくと◎お子さんに、どの競技に参加するか、どこのポジションで踊るかなどを聞いてみましょう。
ポイント6:グリット表示で構図を決める
スマホカメラの設定からグリットをオンに。画面が縦横三等分されバランスのよい構図で撮影しやすくなります。
走っている姿を撮る場合は、グリットの交差する4つの点どれかに被写体が来たところでシャッターを切ります。進行方向の2/3に空間を持たせると走っている雰囲気を出すことができます。
逆に、動きの少ないときや、被写体を強調したい場合は、グリットで区切られた中央のマス目に被写体を配置すると、シンプルにまとまります。
ポイント7:遠くからの撮影は外付けレンズ・三脚に頼る
うまく撮影場所を確保できなかった、遠くからキレイに撮りたいという場合には、スマホの外付けレンズを使ってみましょう。望遠レンズを装着することで、遠くからでも画質が劣化せず、表情がキレイに撮影できます。
価格も2,000円~5,000円程度のものがあるので、カメラを一式そろえるよりはリーズナブルです。
スマホを上手に活用しよう
これで運動会の撮影は準備OKですね。
スマホ写真に慣れていないお父さんお母さんも、スマホ撮影のポイントを理解して、ぜひ我が子の活躍をキレイに残してください。

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