キャッシュレス決済の落とし穴スマホ決済の「うっかり使いすぎ」を防ぐ4つの重要なポイント
2019.10.2 12:00
スマホ決済サービスの複数使いで、金欠になる!?
ひとつのスマホ決済サービスのみを使うのであれば、「自分がいくら使ったか」「今月いくら使えるか」を把握するのは簡単。むしろ、スマホ決済サービスならお金を使った履歴が残るものも多く、管理がしやすいというメリットがあります。同じキャッシュレス決済でも、クレジットカードは毎月の明細を確認しないと使った金額を把握できないですが、スマホ決済サービスなら、使ったその場でスマホで簡単にチェックできます。
ただ、Suica × PayPay × LINE Payなど、キャッシュレス決済を複数使いこなしたいという人は要注意。合計いくら使ったかを把握しづらくなってしまいます。結果、うっかりお金の使いすぎてしまうことも。
実際、2人に1人が「うっかり使いすぎ」を経験!
Q:あなたは月のクレジットカード利用額が思っていたより高かったこと、使用限度を超えたことがどれだけありますか。それぞれについてお答えください。
※クレジットカードに関する調査
調査期間:2019/1/25〜2019/1/28 調査対象:20〜24歳の東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県在住の男女 サンプル数:400人うちクレジットカードを保有している276人
ジャパンネット銀行がおこなったアンケートによると、クレジットカードを持っている人の53.6%、約2人に1人が、「月のクレジットカード利用額が思っていたより高かったことがある(よくある11.2%、たまにある42.4%の合計)」と回答。この状態は、複数のキャッシュレス決済を使うことでも起こる可能性が。支払い方法がプラスされればされるほど、「うっかり使いすぎ」のリスクは高まってしまいそうです。
キャッシュレス決済で、使いすぎないための4つのポイント
連携する銀行口座をひとつに。クレジットカードを1枚に
キャッシュレス決済に紐付ける銀行口座やクレジットカードをひとつに絞り、支出の金額を把握しやすくしましょう。
出費専用の口座をつくる
キャッシュレス決済に紐付ける口座は、出費専用のサブ口座にするのがおすすめ。お給料などが入ってくる口座とは別に、普段の食費や交際費など、出費専用の口座を作りましょう。そのなかでやりくりすると、使いすぎを防げます。特に、ネットバンキングができる口座がおすすめ。リアルタイムで、口座の状態をチェックできるので、買い物前にチェックすれば、使いすぎを防げます。
自動チャージはオフ
キャッシュレス決済によっては、残高がなくなると自動でチャージされるものがありますが、ついつい使いすぎてしまう人は、機能をオフにしてください。
連携するカードは、デビットカードに
銀行口座からリアルタイムで決済されるデビットカードで支払うと、予算以上の買い物をセーブできます。支払い方法にデビットカードを登録すれば、銀行口座に入っているお金以上はチャージや買い物ができません。
今後さらに使えるお店が増えていくキャッシュレス決済。利用しない手はありません。支出管理に気を使いながら、無駄遣いをせず、キャッシュレス決済と上手に付き合っていきましょう。